jQueryはライブラリーという性質上、どうしても動作が重くなってしまいます。PCではあまり気にならなくても、パフォーマンスの低いスマートフォンでは読み込み速度が遅くなる、という事が良くあります。
jQueryを適切に記述する事である程度の改善は出来るので、しっかりと覚えましょう。

★セレクターの指定はID

やむを得ずクラス名で指定しなければいけない場合以外は必ず「ID名」を指定しましょう。

同じIDでの指定でも

$(“#target”).css({‘color’:’red’});
OK
$(“div#target”).css({‘color’:’red’});
NG

★同じセレクタは変数化する

var target = $(‘.target p‘);
target.css({‘background-color’:’red’});
target.show();
OK
$(‘.target p‘).css({‘background-color’:’red’});
$(‘.target p‘).show();
NG

★連続した処理はメソッドチェーンを使う

$(‘#target p’).css({‘background-color’:’red’}).show();

★jQuery本体は必ず最新の物を使う


★jQueryはホスティングされているもの(CDN)を使う

ファイルデータの大きいjQuery本体をCDNにする事で実際には色々なメリットがあります。

メリット

  • 高速化
  • 他サイトでのキャッシュが期待できる(※)
  • 自サーバーにJQueryを置く必要がない


などですが、
一方、万が一CDNがダウンしてしまった場合などには使えなくなってしまいます。このようなトラブルが起こったときに代替策として、フォールバックという方法があります。

<script src=”https://ajax.googleapis.com/ajax/libs/jquery/3.2.1/jquery.min.js”></script>

<!– CDNが使えない場合は自サーバーに置いたjQueryファイルを読み込む –>
<script> window.jQuery || document.write(‘<script src=”js/jquery-3.2.1.min.js”><\/script>’); </script>

参考サイト