Webサイトの構成を明確にする為に必ず、Webサイト構成表を作成しましょう。
「サイト全体で何ページになるか?」「どのページにどんな内容のコンテツを入れるか?」「どういう順番でコンテンツを並べたら、ユーザーが見やすい・解りやすいか?」
などは、必ずデザイン部分に入る前に決めてしまいましょう。もちろん作る過程で多少変更はありますが、基本的には入れるべきコンテンツの種類・内容・順番が決まった段階で、ワイヤー・カンプに入ります。
この構成表はサイトマップとは違い、自分自身のサイト制作作業をスムーズに進める為に用意する物です。

サイトマップとは?

サイトマップとは、サイト全体のページ構成や、「どの様なコンテンツが入るか?」などを示すためのもので、サイト制作を進める上で無くてはならない物です。
サイトマップは大きく分けると、ユーザー用と検索エンジン用の2種類があります。

■構成表作成の手順

掲載させるコンテンツのグループ分け
いきなり、構成表を作るのでは無く、まずはそのWebサイトに必要なページを全て書き出してみましょう。この時は階層、カテゴリーなど関係なくとにかく思いつくままに。それが終わったらその中でグループ分けをします。

コンテンツの重要度をランク付け
コンテンツのグルーピングが終わったら、次はどの様な順番でページに載せていくかです。気をつけなければいけないのは、作る側やクライアントが「これは重要だ!」と思っているページでも、ユーザーにとって価値のあるコンテンツ・情報か、どうかをしっかりと見極めて、順番を決めましょう。また、コンテンツの順番はSEOとも関わってくるので、上位検索を考えている人はここで、必ず、「検索キーワード」を選定し、キーワードの内容も加味したランク付けを行いましょう。

ユーザーの利便性を考える
Webサイトの階層が深ければ深いほど、ユーザーは多くのリンクをクリックしなければなりません。要点をしぼってなるべく浅い階層(2〜3階層)を目指しましょう。また、ユーザーがどういう順番で情報を取得すると、ユーザーにとって便利なサイトになるか、などユーザー目線での導線作りを心がけましょう。