■Google Search Consoleとは

Search ConsoleとはWebサイトの検索結果の状況とそれに付随する情報(Webサイトの改善案・被リンク数・キーワードなど)やGoogleが認識しているページ数、Googleクローラーのクロール状況が把握できるツールです。
Search Consoleを導入する事で、どういった検索ワードでそのサイトに来たか、Googleクローラーを呼び寄せたり(Fetch as Google)など、いわば「サイトへの流入前のユーザーのデータ」がわかります。
そう言ったデータを元にサイトを改善して、サイトの集客を増やしたり、クリック数を増やしたりしていきます。

■Google Search Consoleでわかる事

★検索パフォーマンス

検索パフォーマンスは、Googleサーチコンソールのもっとも基本的な機能です。指定した期間において、以下のようなデータを閲覧可能です。

  • 合計クリック数
  • 合計表示回数
  • 平均CTR(クリック率)
  • 平均掲載順位
★カバレッジ

カバレッジは、Webサイトが正常に動作しているかどうかを確認する機能です。Webページはクロール、インデックスの流れで検索エンジンから評価され、ユーザーが検索した際に検索結果画面に表示されるようになります。

★サイトマップ

サイトマップとは、Googleに認識させたいページを通知するためにサイト上に配置するファイルのことです。サイトマップの形式はXML、RSS・mRSS・Atom 1.0、Text、Google サイトのいずれかです。

■サイトマップの作成

上記のようなジェネレーターで作る事も出来ますし、手書きで作る事も出来ます。作成した「sitemap.xml」をクロールさせたいサイトのルートディレクトリにアップロードし、Search Consoleに登録します。

基本的にはサーチコンソールを入れればGoogleのクローラーはほぼ全てのページをクロールしてくれます。ただ、ページの作りや品質によってはクロールされない場合があります。

・サイトのサイズが非常に大きい。
・サイトにどこからも リンクされていない、または適切にリンクされていない コンテンツ ページのアーカイブが大量にある。
・サイトが新しく、外部からのリンクが少ない。

その場合、サイトマップを作成する事でGoogleクローラーにどんなページがあるのかを通知する事が出来ます。


★最終更新日:lastmodの自動取得

「する」を選択すると、更新したページのURLを優先的にクロールしてくれます。

★サイトの更新頻度

普段の更新頻度を選びましょう。たとえばサイトの更新が週に一度であれば「一週間ごと」です。これによってクロールの頻度が変わる可能性があるので、自分のサイトに合わせて適切な選択をしましょう。

★優先度の自動設定

サイト内のページの優先順位を、自動で設定するかどうかの選択です。「する」を選択すると、トップページは1.0、下層ページはそれより小さい値が、サイトマップに自動で記載されます。値は0.1~1.0まであり、大きいほど優先度が高いということになります。

★除外ディレクトリ

サイトマップに載せたくないページ(使っていないページなど)のURLを記入しましょう。

★同一タイトルURLの除外

「する」を選択すると、タイトルや内容が同一のページがある場合に、それらのURLが重複して表示されるのを防ぐことができます。

■WordPressの場合

■Google アナリティクス

一方、Google アナリティクスはユーザーがサイトに流入後のサイト内での行動を把握するためのツールです。